充電池
リチウムイオン電池
保存する場合、満充電状態は内部の化学的なバランスが悪いそうで、半分程度の容量で保存するのがいいそうだ。 50%程度の容量で取り外し、涼しい場所に置いておくのがいい。 リチウムイオン電池の自己放電率は比較的少ないそうだが、バッテリパックには前述したように制御用マイコンなどが組み込まれているため、それらが動作するための電力を消費する。 というと、そのうち自己放電と制御回路の消費で、過放電状態になるのでは? と思うかもしれないが、数年は放置しても大丈夫だとか。自己放電は容量が減って端子電圧が下がってくると減ってくるため、放置することによる電池の劣化は 無視しても大丈夫という。 「この(リチウムイオン電池の)劣化は満充電で保存すると激しくなり、また保存温度が高いほど劣化が早くすすみます。リチウムイオン電池を長期保存するときにはできるだけ冷暗所に保存し、あまり充電しない状態で保存することをお勧めします。 上記該当機種のバッテリパックで使用している、リチウムイオンバッテリを本体から外して長時間保管する場合は、バッテリの充電容量を50%前後の状態にして保管してください。 満充電に近い状態で保管を繰り返すと、セル内部のガス圧力が上昇しバッテリの寿命を縮める場合があります。
その他注意事項
高温での放置は避けて保管してください。
乾燥した、温度の低い場所で保管してください。
保管時は、ビニール袋等に入れて端子のショートが起こらないように保管してください。
過放電を防止するために、半年に1回程度の充電(50%程度)をお願いします。
ニッカド電池
ニッカド電池は放電して保存し、次回使用直前に満充電します。1ヶ月以上使用しなかった場合は、まず0.1Cで12~15時間充電してから放電し、次いで1Cの充放電を数回繰り返すと容量が回復します。
ニッケル水素電池
ニッケル水素電池は満充電して保存します。ニッケル水素電池はニッカドよりも自己放電率が高いので放電したままで放置するのはよくありません。 一般に ニッケル水素電池は1日あたり容量の1%を自己放電するといわれますから、満充電した状態から100日で容量ゼロまで放電することになります。また、この自己放電率は温度が高くなるほど大きくなります。 保管温度は+10~+30℃で涼しくて乾燥している場所が適しています
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