【AFP=時事】フランスの自動車大手ルノー(Renault)は7日、会社法違反(特別背任)の罪などで日本で勾留されている前会長のカルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)被告が、ルノーが会社として結んだ契約から個人的な利益を得ていたとして、捜査当局に報告したと発表した。
ルノーは社内調査の結果、「ベルサイユ宮殿(Palace of Versailles)と締結した支援契約の下、5万ユーロ(約620万円)の資金がゴーン前会長の個人的な利益として流用されていたことが判明した」と発表。
これに先立ち仏日刊紙フィガロ(Le Figaro)が6日夜、この資金は2016年6月にベルサイユ宮殿内にある大トリアノン宮殿(Grand Trianon)で開かれたゴーン被告の結婚披露宴の費用に充てられたと報じていた。
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