Jitter Bufferが短いと、リアルタイム性は高くなりますが、ネットワーク状況の悪化により通話品質が不安定になる場合があります。
また、Jitter Bufferが長いと、伝送品質は安定しますが、遅延が大きくなります。
freepbx 初期値
jbmaxsize: 200
jbresyncthreshold: 1000
VoIPに雑音が混入する原因
VoIPに雑音が混入する原因としては、音声データの損失が挙げられます。パケット交換方式を採用しているIP網では伝送路上で発生するパケット損失や順序入れ替え、遅延などにより、パケットの到着間隔にバラつきが発生します。
このバラつきを「揺らぎ」といいます。VoIPはその名の通り音声データをIP網を使って運ぶものです。受信側では受信したパケットからリアルタイムに音声信号へ変換する必要がありますが、パケット損失や揺らぎが発生している状態では、ノイズや無音状態が発生し、元の音を正しく再生(再現)できなくなります。
信頼性が高いネットワークではパケットが損失する可能性は低いですが、回線の使用状況によって揺らぎが発生します(回線の混雑や経路変更が主な原因)。そのため、受信側ではジッタバッファ(揺らぎ吸収バッファ)と呼ばれる仕組みを用いて揺らぎを抑えますが、ジッタバッファの許容量を超える揺らぎが発生した場合、受信したのに再生されない音声データ(ジッタバッファによるパケット損失)が発生します
検証方法
fusionの留守録を利用して検証する
パソコンの音楽を再生してそれを留守録する
jbmaxsize: 3000
jbresyncthreshold: 3000
に設定した。
これで様子を見る
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