主に不良セクタのあるハードディスクドライブ (HDD) からのデータの救出に使われる
実行の前に、デバイス名の確認をする必要がある。下記のように入力し、どのドライブがどのデバイス名になっているかをよく確かめる。
# fdisk -l
また、もしデバイスがマウントされている場合、下記のように入力すれば、ボリュームラベルまで確認できるので、分かりやすい。
$ df -h
# ddrescue -r 3 /dev/sdb /dev/sdc rescue.log
-r
- 最大リトライ回数を指定(標準は0、-1で無限回)
- 不良セクタを何回再読み込みするかを指定する。
-v
- 詳細表示
-f
- 強制的に上書き出力
-q
- すべてのメッセージを表示しない
-d でキャッシュを使用しないダイレクトモードを指定
例のように保存先の後にログファイル名を指定するとログを出力できる。一度中断した後に再開する場合にはこのファイルを指定すると中断箇所から再開できる。
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