そんなに大きい家は必要ない
新婚さんの多くは、大きな家に住みたいと思うようです。たいてい、テレビで見たアメリカンドリームに憧れているのでしょう。美しい豪邸、完ぺきなご近所さん、広い庭には子どもたちが駆け回っている…。
問題は、その「ドリーム」にはお金がかかること。家が大きければ、出費も大きくなります。住宅ローン、光熱費、保険、固定資産税、維持費など、すべてがかさむのです。
大きな家にはもう1つ問題があります。それは、収納スペースが多いこと。どんなに家が大きくても、実際に使う部屋は限られます。寝室、キッチン、トイレ、あとはテレビやコンピュータのあるリビングぐらいでしょう。残りは物置きになるか、客間として取っておくかのどちらかです。
置く場所に困らないので、物が増えます。そして、物にはお金がかかります。
また掃除が大変
ですから、大きな家を持つという夢は捨てて、小さな家に住みましょう。家なんて、本当に小さくていいのです。安くて小さな家を見つけて、最低限のリフォームをして、できるだけ出費を抑えてください。そうすることで、本当に欲しい物を買うためのお金を残しておくことができます。
ピカピカの新車はいらない
上記の議論は、車にも当てはまります。ピカピカの新車は高価です。ローンや自動車保険などの出費もかさみます。
車を買うのであれば、信頼できるメーカーの型落ち中古車がベストです。それを問題が頻発するようになるまで乗りつぶし、また信頼できるメーカーの型落ちの中古車に乗り換えます。
そうすることで、しばらくは比較的安めのローンを支払っても、そのあとはまったくローンのない状態になるでしょう。その期間、「自動車ローン」のお金をそのまま貯金に当てれば、いざ乗り換えが必要になったときの頭金にできるし、場合によっては一括で買えるかもしれません。その好循環に入れば、以降二度と自動車ローンを支払う必要がなくなるのです。
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