使い方
メンテナンスモードで電極に付いた硫酸鉛を溶解しながら充電できる。
メンテナンスモードの終了のサインはインジケーターが点滅状態から点灯状態になった時点です。
充電の最低電流は2Aですが、このメンテナンスモードは最大で800mA程度の電流を流している。
推奨充電電流が2A以下のバッテリーにもメンテナンスモードで充電する事も可能です。
バッテリーの状況によっては充電モードを受け付けつけずエラーを出す場合がありますので、その場合はメンテナンスモードで充電可能な状態へ持っていき充電モードに移るという形になります。
出来るだけメンテナンスモードを使ったほうがバッテリーには負担が少なく、パルスを当てる時間も多くなりますので時間があるのであれば出来る限りメンテナンスモードを利用した方がいいかもしれません。
場合によってはメンテナンスモードだけでは回復が思わしくないケースもあり、充電モードを繰り返し行った方が効果が高い事もあります。
電圧パルス充電によるデサルフェーションが行われているからで、状況によってメンテor充電を使い分けるのがベストだと思われます。
逆に通常の充電器では充電が出来ないとされる高い電圧を必要とするバッテリー(ボイジャー等)にも問題なく充電できます。
パルスチャージによる劣化バッテリ復活機能に対して過大な期待をしないでください。ダメなモノはダメです(笑)。私のテストでは、酷く劣化した国産バッテリの復活率は高くないです。
ちょっと弱った程度の国産バッテリの復活率は高い。 ドライバッテリ系の復活率は低い。 復活率が高いのは、輸入系のバッテリ。輸入車の標準装備バッテリや、AC-DelcoとかBOSCHEなどの海外系のバッテリは復活率が高かった。
オプティメイトで充電できないバッテリーでもメンテナンスモードで充電できた
バイクの充電状態の目安
端子電圧 | 充電状態 |
13.0V | 100% |
12.4V | 60% |
11.8V | 20% |
10.5V | 0% |
バッテリーの寿命診断はできない
各種測定値をとったとしてもバッテリー寿命の確定的診断は出来ません。
ヘッドライトと方向指示器を同時に点灯して、指示器に同調して僅かでもヘッドライトが減光するのなら相当バッテリー寿命が近いという風に見ます。
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